今日(10/31)のユーロドル見通し&余談:日足逆三尊だけど月足がどう決まるか次第?
【環境認識】
■月足
・今のこの記事を書いている時点(10/31 18時半頃)で実体で先月高値よりも上で推移。
・TLをしっかり上抜けはできていない。
■週足
・今のこの記事を書いている時点(10/31 18時半頃)で直近高値(1.1178)目前まで上昇。
・20MA(1.11266)よりも上。現時点では月足と違って週足だとTLよりやや上にいるように見える。
■日足
・水曜は下髭を伴うかなり強めの陽線。100MA(1.11217)を上抜け、200MA(1.11929)に近づいている。
・1.107で下げ止まったということは逆三尊が機能していて、まだ上昇余地があるという見方もできる。
1.107を割ってこれたら逆三尊否定で下落余地ありと捉えられる。
■4時間足
・38.2%戻しからのトリプルボトム完成。下髭を伴うかなり強い形。
・FOMCの後で3度目のTL割れがきたけど、それよりも1.107でのサポートの方が強く、今回はTL割れ=トレ転とはならず。
・下のTL割れるだけでは不十分かも。1.107割れまで確認できないとトレ転判断は難しい。
【重要イベント・指標他】
■10/30(水)ADP雇用統計&四半期GDP
・ともに強めの結果で初動ドル買いがきたけどすぐに戻されて反応薄。
■10/30(水)FOMC&パウエル会見
・市場の思惑通り0.25bp利下げ。当面の利下げ打ち止め示唆で初動ドル買いになるも、
パウエル会見の質疑応答で利上げは当面先と答えたのに反応して強烈なドル売り&株買い。
・今後の米指標次第ではあるけど、当面据え置きでもこの反応を見る限りでは暫くドル買いにはなりにくい懸念も。
■10/31(木)米PCE
・景気関連の指標なので、昨日のFOMCを受けて重要度は高い。
■11/1(金)米雇用統計
・労働市場は好調というFOMCでの見方なので、悪ければ追加利下げ思惑がまた高まる可能性。
【今週のトレード方針】
・注目してた4時間足レベルのTL下割れではトレ転しなかったので、引き続きポジを動かさずにFOMCまで様子見。
・ドル売りバイアスがかなり強く、まだ踏み上げられる可能性が十分あるので現状追加Sを入れる予定はなし。
・何を持って下目線とするのかも当面は様子を見ながら判断することに。
・時と場合によって柔軟に対応。
【余談】
なんでやねんって感じですが、FOMCでこういうV字よくあるんですよね・・・
確かに利下げ打ち止めでドル買いで反応したけど、利上げ観測なんて元々なかったやろって突っ込みたいところですが、
大口がバブルでも作りたいのかわかりませんが、結局チャート上の値動きが全てなのでどうしようもないですね。
3回連続の利下げでユーロとの金利差は縮まり、ECBは総裁が代わるタイミングですぐに追加緩和とか微妙だし、
今後の利下げ余地も米の方がまだあることを考えると・・・ユーロ売りドル買いのファンダ裏付けが弱くなるので厳しくなりますね・・・
正直含み損も結構すごいので、状況としてはかなり厳しいですね。
月末要因もあるのでまだわかりませんが・・・
コメント