米雇用統計がいよいよ今夜!このままだと年内利上げも怪しいと思ってますが果たして・・・
9月計 -13,118円(利益 40,485円、損失 -53,603円)
さて、先月利上げ見送りになり、今月の利上げ期待もまだ根強くあるようですが、
それもこれもこの雇用統計でインパクトの強い数字が出るかどうか次第・・・なんですかね?
ADPの数字は市場よりちょっとよかったというのもありますが、
だいたい秋頃には雇用の数字は良くなる傾向にはあるので、まあそこそこの数字は出てきたとして、それで今月利上げするかどうかの判断になるかっていうとかなり微妙な気がするんですけどね・・・
まず、中国経済の下ぶれリスクなんてそんな1ヶ月置いただけですぐ判断できるものではないはずです。
少なくとも現時点ではリスクは打ち消せてないと思います。
また、仮に指標の数字がちょっと良かったとして、
たかが1ヶ月分良かっただけで一喜一憂してじゃあ利上げしよう!っていうのも変と言いますか、
それこそ1ヶ月だけずらす意味が全くわかりませんけどね・・・。
1ヶ月だけ中国経済の様子を見た結果まだ判断できかねるということで、
年内利上げ示唆しているので、最低数か月様子見たいという判断で12月と考えるのが妥当ではないでしょうか?
また、12月利上げについてもハードル高くなっているような気がしています。
経済指標でそこそこの数字をキープして、
かつ世界経済も上向きになっていくことが確認できないと利上げできないというのであれば、
年内も怪しい気がします。
米が利上げする前に日銀&ECBが追加緩和してドル高になる可能性も否定できないですし、
ドル高が圧迫して米経済が圧迫されることもありえますしね。
年内利上げ予想のメンバーが大半だなんてイエレン議長はこの間発言してますが、
この間のFOMCでそれを予想してるのは6名で、残り4名は来年以降と予想しており、
中には追加緩和が必要なんて言ってるメンバーもいるようですからね。
先月賛成票入れたのはラッカーのみで、10月利上げするには年内利上げ予想の残り5名が全員賛成票に入れなければいけません。5名中5名が賛成に入れるって判断になるには結構ハードル高いような気が・・・
まあ今のところはほんとに年内に利上げする気あるのって感じですが、
次のFOMCが10/28なのでまだまだ判断できませんけどね。
とりあえず今夜の雇用統計と、今後の投票権を持つメンバーの発言に注目ですね。
・・・とここまで書きましたが、実は個人的には米利上げ有無より、
日銀の追加緩和+補正予算の方が大分気になってます。
正直追加緩和によって円安+消費税増で庶民の生活が苦しくなっており、
また追加緩和やるのはいかがかって意見も多いと思いますが、安倍首相は日銀と協力して経済政策やるって言っちゃてますからね・・・。
どれくらいの補正予算を組んで、どこでどんな内容のものを出してくるのかわかりませんが、
どこかのタイミングでまた追加緩和やってくるんじゃないかって可能性は否定できなくなってしまってます。
まあそういう状況でもあるので、ホールド中のユロドルSは早ければ今夜には撤収しておきたいところですが・・・
ちょっとこの話題についてもまた今度記事を書きたいと思います。
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