フィナンシャルタイムズの誤報は絶対わざとでしょ！ECBの資産買い入れ据え置き他ファンダについて
先週のトレードについての反省はまた後で書くとして、
先にファンダ的なところを書いておこうかなと・・・
てか今回のユーロ爆上げについて、
本業の方もあってFXだけに時間割けるわけではないというのもありますが、
追加緩和の中身に関してかなり認識が甘かったと思ってます。
ECBの金利発表時は結局ノーポジであったものの、
金利発表時＆ドラギ総裁会見時のユーロ爆上げを見て、
「利下げ＆追加緩和やってんのにこんな上がってんだ」っていうようなツイートしてしまいましたが、
後で認識が甘かったことを悟った時、こんなこと呟いてたことに対して恥ずかしいというか、後悔してます・・・
12/3にECBが発表した主な内容は以下の通り。
①預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を現行の0.2%→0.3%へ、0.1%引き下げ
②資産買い入れプログラム（APP）の規模を月額600億ユーロで据え置き
③終了期限を従来の2016年9月→2017年3月まで最低6カ月間延長
④満期償還を迎えるAPPで購入した資産の再投資（ECBのバランスシートを維持）
⑤買い入れ対象に地方債を追加
この内容だけパッと見たら
おおおおこれはユロドル爆下げだ～売れ売れ～って思ってしまうんですが、
今までの背景というか経緯がありますからね。
とりあえず今までドラギ総裁がユーロ安に誘導すべく追加緩和するする発言で煽りまくり、
GSもあらゆるアナリストもパリティパリティと煽りまくり、12/3に向けてユロドルは今年の最安値に迫る勢いで下がる一方。
世界中の投資家が予想以上のポジティブサプライズに勝手に期待し過ぎてしまってたのは事実ですからね。
追加緩和は完全に織り込まれ、求められるのは期待以上の内容。
逆に期待を上回らない内容ならショートカバーがくるかもって警鐘を鳴らすアナリストの方もいました。
そして、問題は上の①と②なわけですが・・・
まず①ですが、0.1%でも下がるならどうせ下がるんだろうって甘く見てました。
どこのFX会社の経済指標のスケジュールを見ても予想は0.05%の据え置きとしか書いておらず、
そもそも据え置き予想なんだし、だったら前々から言われてるとおり利下げになれば下がるでしょ～なんて勘違いしてました、恥ずかしいことにw
てか各社が載せてるのは政策金利であって、今回話題になってたのは中銀預金金利ですからね！
れから鴨にしたい素人個人投資家に余計な情報は与える各社の計らいと捉えるのは考えすぎでしょうか？
まあ単に私が勉強不足だっただけなんですけどねw
次に②ですが、これについては据え置きじゃなく、750億くらい期待されてませんでしたっけ？
これも当日頭から完全に抜け落ちてました、正直な話ですが・・・
冷静に考えれば、③～⑤なんて所詮小手先で、一番重要なのは②。
②が据え置きなら完全に追加緩和とはいえませんよね？？？ですよね？？？
もし今会社勤めしておらず、FXに専念できる環境だったならこの辺の情報は整理できていて、
どのECBメンバーが会合で賛成するか反対するかとかまでは考えてたかもしれません。
ただ、それでも自信満々（？）だったドラギ総裁の様子から、今回の発表内容と、
3月FOMCばりのショートカバーについては間違いなく想像もできなかったと思いますw
一時の世界経済不安も一応今は収まってますし、
今差し迫って追加緩和必要ないんじゃないの？って感じで
残念ながらECBメンバーの同意を得られなかったんでしょうね。
ユーロ安に誘導したいが為の政策発表のはずが、事前に煽りすぎというか、
過度に期待され過ぎたせいでまさかのユーロ超爆上げですからね・・・
てか今回の値動き見る限りでは、
そもそもどんな内容だったとしてもショートカバーはあったんじゃないかって気もしなくはないですけどね～。
例えば、期待以上の資産買い入れがあったとしても1.03あたりからいきなり爆上げするとか。
ちなみに金利発表前にフィナンシャルタイムズがツイッターで据え置きって誤報出したから
各社も報道されて発表前から大きく乱高下して大混乱になりましたが、あれ絶対わざとですよね？？？
こんな世界中から注目されてる発表を事前に間違えるとかありえないと思いますが。
瞬間に何往復もとってさぞかし大儲けしたんでしょうが、こういうのって訴えられないんですかね？
つくづくこの世界って無法地帯ですね・・・ビッグプレーヤーが無防備な素人投資家からどれだけ金を巻き上げられるかって構図なんでしょうか？
そういえばFTって日経に買収されてましたっけ？
実はこれの背景には日本人が絡んで・・・ていうのは考えすぎですかね？w
まあ裏のことは知る術もないので考えてもしょうがないですが・・・
ちなみに私は①②の瞬間は結局ノーポジでした。
まあ発表の後手を出して何連敗もしたわけですが・・・
それは次の記事で書きたいと思います。
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