FOMC9月米利上げがやや優勢と判断するのはフィッシャー副議長の発言
別にこれを予想して当てたからって値動きまでは予想通りになるとは限らないし、
FXに活かすのであればどちらに転んでも対応できるように準備しておくことだとは思いますが・・・
まあそれでも敢えて予想するとすれば、
五分五分ではあるけど9月利上げする方が若干優勢かなと考えてます。
経済アナリストや業者が言ってることはとにかく信用できません。
「今のアメリカの経済指標の数字では到底利上げなんてできないと思うんですけどね」
とかテレビで言ってる人がいましたが、お前が思うかどうかなんてどうだっていいっちゅーに!
利上げするか否か決めるのは実際に投票権を持つ10名のFOMC委員であって、経済アナリストたちがどう思うかは関係ありません。
大事なのはそれぞれ10名のFOMC委員たちがどう考えていて、どっちに入れるかだけです。
というわけでFOMC委員の過去の発言からそれぞれどっちに入れるか予想してみました。
【賛成】
イエレンFRB議長
フィッシャーFRB副議長
パウエルFRB理事
ラッカー・リッリモンド連銀総裁
ロックハート・アトランタ連銀総裁
【反対】
ブレイナードFRB理事
タルーロFRB理事
エバンス・シカゴ連銀総裁
【?】
ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 →年内利上げ容認。どっちかといえば9月賛成?
ダドリー・NY連銀総裁 →年内利上げ容認。
ポイントはフィッシャー副議長がジャクソンホールで9月利上げを容認するような発言をしたことです。
イエレン議長は欠席したわけですが、イエレン議長をを支える立場である彼がこのような発言をした意味は大きいと思います。
彼は他のメンバーへの影響力が最も大きいとも言われてますし、そう考えると【?】としてる2名もどっちかは賛成に入れるのかも・・・。ウィリアムズはどっちかというと賛成に入れるような気がしますが・・・
というわけで、6対4か、強気で見るなら7対3で利上げ決定といったところでしょうか。
てか今メンバー10人なんですが、5対5になった場合ってどうなるんですかね?
現状維持ということで据え置きになるのか、それとも議長に決定権があるのか・・・わかりませんw
まあ過去の発言がそのまま投票に繋がるとは限りませんけどね。
そもそもイエレン、フィッシャーともに反対票入れることもありえますし、
結果どうなるかなんて誰にもわかりませんw
ただ、胡散臭い経済アナリストの発言よりは現実的な見方だとは思いますけどね。
そしてその前に日銀金融政策決定会合ですが、とりあえず現状維持に決まりましたね。
黒田総裁の発言には一応注意しときましょうか・・・
コメント
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やっぱとらふぐさん最高です。
この視点は初めて見ました。
どっちに転ぶにしろ上手く乗りたいところです。
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ありがとうございます!
ただ、利上げするかどうか決めるのはFOMC委員でも、
為替の値動きは投機筋次第なんでわかりませんけどねw
値動きじっくり見極めてそれについていくのが結局一番なんでしょうが・・・。
利上げしたとして、その後ドル高にもドル安にもなりうると思いますが、投機筋がどっちに仕掛けるかですね。